月毎の聖書の言葉を声を合わせて暗唱することから毎朝の礼拝が始まります。
聖書を通して神様の愛を知り、「ありのままの自分を受け入れ愛すること、同じように周りの人も愛し大切にすること」を学んでいきます。
そして卒園する頃には教師が一人ひとりに合った聖句を選び、それを卒園式で暗唱し幼稚園を巣立っていきます。

子どもたちの小さな発言にも耳を傾け、相手の気持ちを思いやることができるよう丁寧に声を掛けていきます。一つの出来事を別の面からも見たり考えたりできるよう促し、子どもたちが助け合いながら自ら解決できる力を身に付けていけるように、その助けを保育者が担うよう努めています。どの子どもも神さまから愛されている大切な存在です。浄風幼稚園はインクルーシブ教育を実践し、多様性の社会に巣立っていく子どもたちの生きる力の基盤作りとなる「お互いの学び合い」を大切にしています。

園庭で四季の変化を味わい、木登り、葉っぱ集め、虫探し、砂場遊びなど自然に親しみながら身体を動かして遊びます。子どもたちの成長にとって、遊びの時間は様々な学びを得るためのとても大切なものです。のびのびと想像力豊かに遊びを展開していけるよう、園庭を中心に環境への配慮を行っています。また週に一度、専任講師による体操の時間があります。年齢にあった体操指導は子どもたちにとって、挑戦と楽しみの時間となっています。
こうした活動を通して、基本的な生活習慣や社会のルールを身に付け、周りの人と協力する心などを育んでいきます。

一日を通して、園にはこども讃美歌や季節の歌など、子どもたちの伸びやかな歌声が響いています。週に一度、専任講師によるリトミックを取り入れた音楽指導がある他、プロのオルガニストなど、音楽家による演奏を楽しむ会があり、子どもたちの豊かな感性の育ちに繋がる環境を大切にしています。
子どもたちは音楽を通していろいろな曲や楽器に触れ、生き生きと自分を表現する経験を重ねていきます。

本園の図書室には、多くの絵本や童話があり、物語、伝記、自然科学、聖書物語、言語など幅広いジャンルを揃えています。また、本がいつも身近な存在であるように、保育室にも絵本棚を設置しています。子どもたちが多くの本に親しみ、様々な本に出会い、その中で想像の翼を存分に広げ、心豊かな子どもに育ってほしいと願っています。そのため、毎月新しい本を取り入れるなど、子どもたちが興味を持って読書を楽しめるよう管理に努めています。
週に一度の図書の時間には、本の貸し出しも行っています。